アミノ酸という単語はとても身近なもの、

もはやその言葉を聞いたことがないという人がいないくらいです。

 

しかし実際にアミノ酸について具体的に説明をしようとすると、言葉に詰まってしまうというケースも少なくはありません。

 

  • あらためてアミノ酸とは何か、
  • 育毛においてはどんな効能があるのか、
  • 安全性や副作用の点

なども踏まえながら解説していきます。

 

そもそも、、、育毛にアミノ酸は必要なの??

美容院 女性

はい。

 

髪の毛を作るには、タンパク質の一種のケラチンが必要です。

ケラチンは髪の90%を占める成分。

ケラチンはアミノ酸からなります。

 

だからアミノ酸は育毛の栄養成分として必須です

 

ケラチンとは=皮膚、毛髪爪、を構成する成分で、20種類のアミノ酸が結合したタンパク質。アミノ酸の組成により、毛や爪の硬ケラチン、皮膚の角質層の軟ケラチン等に分けられます

※健康関連用語辞典より

 

 

アミノ酸とは? その種類と多く含まれる食品

アミノ酸

アミノ酸とは、タンパク質を構成している最小の単位の物質です。

私たち人体の組織、筋肉や血管、そして遺伝子情報の設計図であるDNAそのものもタンパク質から成り立っています。

アミノ酸はそれを構成し、生命活動を維持するにあたって不可欠なものなのです。

 

またアミノ酸の主な働きは

  • 成長の促進
  • 疲労回復
  • 睡眠を司る
  • 免疫力の向上

など役割は多岐に渡ります。

 


人間に必要なアミノ酸は20種類になり、

  1. そのうち11種類は体内で合成できるのに対して、
  2. 合成できない残りの9種を必須アミノ酸

と分類されます。

 

必須アミノ酸 非必須アミノ酸

バリン

イソロイシン

リジン(リシン)

フェニルアラニン

ロイシン

メチオニン

トリプトファン

スレオニン(トレオニン)

ヒスチジン

アスパラギン酸

グルタミン酸

アルギニン

グリシン

アラニン

セリン

チロシン

システイン

アスパラギン

グルタミン

プロリン

 


さらにアミノ酸が多く含まれる食品はタンパク質豊富な肉類や卵、魚介類など動物性の食品が中心。

卵

 

他にも大豆や小麦、白米といった食品にも多く入っており、

その含有量のことをアミノ酸スコアといいます。

アミノ酸スコア 食品
100 魚・肉・牛乳など
80-90 大豆・プロセスチーズなど
60-70 白米・かぼちゃなど

 

アミノ酸スコアの高い食品が卵や肉類であり、より効率よく摂取することが可能。

特に発毛には、

  • 必須アミノ酸の「メチオニン
  • シスチン(システイン)

をとると良いです。

 

メチオニン(methionine)とは=

必須アミノ酸の1つ。牛肉、レバー、魚肉、小麦、牛乳、などに多く含まれる。
ヒスタミンの血中濃度を下げ、アレルギーを起こしずらくする働きがあるほか、統合失調症・パーキンソン病の改善、抜け毛予防、うつ症状改善などの作用がある。

※漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典より

シスチン(cystine)とは=タンパク質を構成するアミノ酸の1つ。特に毛髪・角つのなどのケラチンに多くある。容易に還元・分解されシステインになる。タンパク質の立体構造を保持するのに重要な役割を担う。

※大辞林 第三版より

 

豆乳

 

しかし!!

スコアが高いものだけ取ればいいわけではないです!

 

スコアが低くても、それぞれのアミノ酸をバランスよくとるのが大事です。

 

体内に入ったものは胃液や胆汁で分解され、細分化されペプチドと一緒に小腸内で吸収されて全身に運ばれる仕組みになっています。

 

 

育毛においてのアミノ酸の効果

髪の毛の医学的図解

 

前述しましたが、

育毛においても、アミノ酸の働きは欠かすことができないものとなっています。

アミノ酸は毛髪の材料でも重要で、細胞に働きかけて髪の生成を促す作用があります

 

毛髪は90%が、ケラチンというタンパク質です。

毛母細胞でケラチンを作り出すために必要なのが18種類のアミノ酸で、これを合成させていくことで髪を形成。

 

しかし、この18種類のアミノ酸のうちどれか一つが欠けても、毛母細胞での発毛は効率がよくないです。

そのため、1種類だけを偏って摂取しても育毛効果は得られません。

もちろんアミノ酸だけとればいいというわけじゃないです。

 

つまり、

  1. 髪の生える土台となる頭皮の状態を整え、
  2. その中にある芽である毛母細胞が髪を作り出せるようにする。
  3. 環境整備のためには血流を良くして必要な栄養を届け、
  4. その栄養を元に毛髪を作り出す

というのが育毛のメカニズムなのです。

 

アミノ酸は髪の毛の種と考えると、イメージしやすいです。

繰り返しになりますが、育毛にはバランスが大事です。

 

サプリメントによる摂取について

マイナチュレサプリ-カプセル

アミノ酸は食品などにも豊富に含まれているため、摂取が比較的容易ですが、

20種類のバランスを取ることが難しい事もあります

 

そのために、アミノ酸のサプリメントなどで不足分を補うのが最も効率が良いと言えます。

安全性でいえば、食品に含まれる分にはそれほど心配はありません。

 

また、現在流通しているサプリメントは国内のGMP認定工場などで生産され、安全性は保たれています。

しかし、サプリメントばかりに頼る過剰摂取が問題となっています。

アミノ酸スコアの高い食品は肉類や卵といった比較的高カロリーな食品があるため、ダイエット中や菜食主義の場合欠乏しやすくなります。

 

そうなるとサプリメントに頼りがちになるため、注意が必要です。

自分に足りていないアミノ酸は何かを把握し、不足しているものに対してのみ補っていくのが理想と言えます。

 

 

まとめ

栄養成分の点滴を受ける患者と訪問ナース

実は人間が生きていく上では欠かすことのできない、よく耳にするアミノ酸は、

実は、育毛においても大変重要な成分であることが分かりました。

 

  • アミノ酸は育毛に必要な成分
  • なかでもシスチン(システイン)・メチオニンが発毛に重要
  • 大変だけど多種類をバランスよくとりたい

 

発毛のためには過不足のない適量の摂取が理想ですが、

日々の食生活で困難な場合はサプリメントなどでうまく補えるようにしましょう☆